医療と介護はどこにあるか

人口の年齢構成と、それを支える施設を並べます。ただし2つの資料には性質の違う制約があり、どちらも「いま何がどこにあるか」を完全には示せません。先にそれを書きます。

この2つは、できることが違います

病院8・診療所77・歯科51名簿は最新。座標は別の資料から補った
名簿は厚生局の最新一覧に揃えている(医科85=病院8+診療所77、歯科51)。座標は別の資料から補っているため、名簿と座標で時点が違う。町丁は境界ポリゴンとの内外判定だけで決めており、住所の文字列は使っていない。
薬局52位置は分からない
薬局は座標のある資料が見つからず、地図に打てていません。市全体の数だけです。
介護187・子育て58位置は分かるが、5年以上古い
介護サービス事業所(最終更新2020年10月19日)と子育て施設(同2020年10月27日)は5年以上更新が止まっている。2026年の供給としては使えない。

病院と診療所はどこにあるか

136か所を54町丁に落としました。病床は合わせて1,768床です。塗りは2020年の65歳以上の割合で、濃い(高齢化率が高い)ところほど点が少ないという形が出ます。

新大村駅JR大村駅長崎空港市役所
  • 20%未満11町丁
  • 20〜25%22町丁
  • 25〜30%22町丁
  • 30〜40%33町丁
  • 40%以上14町丁
  • データなし
  • 病院8
  • 診療所77
  • 歯科51
点の大小は種別(病院を大きく)。九州厚生局「コード内容別医療機関一覧表」(名簿・令和8年8月1日現在)/座標は厚生労働省「医療情報ネット(ナビイ)」(2025年12月1日時点)と国土数値情報「医療機関データ P04」(令和2年度作成)、一部は国土地理院の住所検索API

医療情報ネットの座標には、大村市の東本町で8施設が同一座標に潰れる不良があった(実位置から最大1.1km)。同一座標なのに住所が違うものを信用しない判定を通してから採っている。それでも埋まらなかったものは国土地理院の街区代表点で、これは建物の位置ではない。 なお医療情報ネット(2025年12月時点)には載っているが厚生局の最新一覧に無い5件は、地図に含めていません(この間に廃止されたか、 保険医療機関の指定を受けていないもの)。

高齢化率と介護事業所を重ねる

塗りが2020年の国勢調査による65歳以上の割合、点が介護サービス事業所185か所です。高齢化率が高いのは山あいの町丁ですが、事業所は市街地に寄っています。 事業所が1か所以上ある町丁は53、無い町丁が49あります。

新大村駅JR大村駅長崎空港市役所
  • 20%未満11町丁
  • 20〜25%22町丁
  • 25〜30%22町丁
  • 30〜40%33町丁
  • 40%以上14町丁
  • データなし
塗りは65歳以上の割合(国勢調査2020年・年齢不詳を除く分母)。点は介護サービス事業所(2020年10月時点)。座標があるのにどの町丁にも入らなかった2件は、座標の打ち間違いに見えるが補正していない(経度が123度台になっているものなど)。

高齢化率が高い町丁の上位12

町丁65歳以上病院・診療所介護事業所子育て施設
田下町59.3%071
東大村1丁目57.2%120
重井田町54.4%000
東大村2丁目54%051
東野岳町51.2%050
野田町50.7%020
雄ヶ原町50%001
松原2丁目45%010
荒平町44.5%010
中岳町44.1%000
松原1丁目42.7%120
立福寺町42.2%000

事業所の数は所在地で数えたもので、利用者がどこから来ているかは分かりません。 通所や訪問のサービスは町丁をまたいで提供されるため、「事業所が0だから足りていない」とは言えません。ここで言えるのは所在の偏りだけです。

九州厚生局「コード内容別医療機関一覧表」(令和8年8月版)/大村市オープンデータ「介護サービス事業所一覧」「子育て施設一覧」。座標つき243件・町丁が決まらなかったもの190件。年齢構成は市全体、出典は資料一覧にあります。